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千葉県柏市の「RECAMPしょうなん」に、『UPCYCLER® DIY ROOM』がプレオープン!

2023.8.25

UPCYCLERスタッフみんなで目指している、アップサイクルな『キャンプ場づくり』。
なんとこのたび、千葉県柏市のキャンプ場「RECAMP しょうなん」内の、新たなアクティビティ施設として、2023年8月10日(木)に『UPCYCLER® DIY ROOM』がプレオープンしました。

UPCYCLERが制作させていただいたとなれば、随所にアップサイクルな見どころが満載。
何と言っても注目なのが、『UPCYCLER® DIY ROOM』中央に設置されている、“作業テーブル”です。
実はこちら、「RECAMPしょうなん」のエントランスに設置され、風雨に晒され、朽ちかけていたテーブルを再利用。長くエントランスで親しまれてきたテーブルは、大きな一枚板の天板を使って作られた最高級品。何とかレスキューし、アップサイクルすることで、これからも長くお客様に使っていただけるアイテムにしたい!

そこでまずは、傷んだ足部分から天板を取り外し、その後はひたすら、天板の表面を何度も何度も丁寧に研磨。

しっとりさらさらの優しい木肌の感触を楽しんでいただくため、あえて無垢の表面を残し、DIY作業に最適な高さの、2種類の作業テーブルに仕上げました。

作業台が出来たとなれば、DIY作業に必要なのが「工具」です。今回、『UPCYCLER® DIY ROOM』制作にあたっての課題のひとつが、“建物の壁にビスを打ち込んではいけない!”というもの。

UPCYCLERの活動にご賛同いただいた、アメリカ生まれの電動工具メーカー「BLACK+DECKER(ブラック・アンド・デッカー)」にご提供いただいた電動工具の数々を、この難題をクリアし、使い勝手良く、素敵に展示したい!

まずはシェルフを安全に設置するため組み上げられたのが、天井に伸びる何本もの角材です。一本一本が支えとなり、ビスを打ち込むことなく、シェルフを固定しています。

シェルフ作りには、niko and … Tokyoさんの店頭や、様々な現場で活躍した、廃材や端材をアップサイクル。何本もの角材でデザインされた枝も、幹肌を表現した壁面装飾の板も、使われた端材のランダムさが引き立ち、とっても味わいのある仕上がりに。

そして、シェルフを安定させるために選択されたかのような、この「木」のデザイン。『UPCYCYLER® DIY ROOM』を外から見ることで、その理由が判明。実は、昔から屋根の上に飾られていた、枝のオブジェへと繋がっているんです。

『UPCYCYLER® DIY ROOM』のエントランス横には、これまた廃材を使って組み上げた、「資材置き場」を設置。
ご提供いただく廃材や、DIY作業で余った端材も無駄にせず、大切に保管し、使い尽くすのが目的。廃材移動に使った、UPCYCLERロゴの入った車の枕木も、「資材置き場」の一部になっています。

そして、まさに『UPCYCYLER® DIY ROOM』の“看板”になる、看板づくりもアップサイクル。「DIY ROOM」の文字は、糸鋸を駆使して、廃材から切り出し。3枚の廃材で作ったベースにボンドで貼り付け、ビスを打って仕上げ留め。さりげなく!?背景に「UPCYCLER」のステンシルを忍ばせました。

看板は、エントランスに “上がり玉”とともに、無事設置完了!

その他、まだまだご紹介できていないアップサイクルも、たくさん詰まったDIYルーム。ガッチリ安定感のある、一枚板の作業テーブルに、「BLACK+DECKER」の工具が並んだシェルフ。これからこの場所で、どんなDIY作品が生まれていくのか、楽しみです!

みなさんぜひぜひ、足を運ばれてみてください。
そして、“Make your day” (最高な一日を)。

「RECAMPしょうなん」の詳しい情報はコチラ▼
https://www.nap-camp.com/chiba/14301