UPCYCLER

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「RECAMP常総(じょうそう)」に新しく設置された『UPCYCLER®クラフトルーム』の制作を担当!

2024.8.22

2024年7月13日(土)オープン! 茨城県に位置するキャンプ場「RECAMP常総(じょうそう)」に新しく設置された『UPCYCLER®クラフトルーム』の制作を担当させていただきました。

「RECAMP常総」のキャンプ場内で雑多な物置として使われていた、ずいぶん前に建てられた小屋。コチラの小屋を『Awaken Yard (アウェイクンヤード)』としてよみがえらせ、『UPCYCLER®クラフトルーム』として、キャンプ場でモノづくりの楽しめる空間へと、アップサイクルさせていただきました。

まずはトタン屋根の掃除から。降り積もった葉っぱや小枝を取り除き、状態をチェック。長く風雨に晒されていたトタンが張られた屋根は、ところどころで内装が傷み、雨漏りしていました。外装は錆びの具合もいい感じ。そのまま使えそうだったので、その風合いを残すためにも、コーキング材での補強に留め、内側から板を貼って対応することにしました。

落ち葉がたまり、湿気がこもっていたむき出しの地面には、大量に譲りうけた、製材時に切り落とされた木材を敷き詰め、タイル張りのような床に。壁にも、ランダムに廃材を貼り付けて、適度に雨風が吹き込むのを防ぐ作りにしました。

そして、一番の見どころは、コチラの「どんぐり集め装置」(笑)。

場内で拾い集めたどんぐりを、ポーンと屋根に向かって投げてみる。するとどうでしょう。コロコロコロっと屋根を転がり、ウォーターサーバーのボトルをアップサイクルしたどんぐり集め装置に溜まり、クラフト素材が集まるという仕組みです。屋根に向かってモノを投げるなんて、普段なら怒られてしまいそうなイタズラですが(笑)、楽しみながら素材を集めてしまうというのが、まさにUPCYCLER®のやり口です(笑)

クラフトルーム内には、どんぐりをはじめ、松ぼっくりや貝殻、シーグラスなど、コツコツ集めた素材を、駄菓子屋さんのようにディスプレイ。ちびっ子たちの目線に合わせて、高さ違いで準備してみました。

大きな作業台も、使われずに保管されていた大きな天板を採用。みんなで一緒に楽しめる、自慢の作業台になりました。

またクラフトルームのフロントスペースには、地元野菜など、規格外品を美味しく提供・販売できる「ふぞろいマルシェ」としてお使いいただける、カウンターディスプレイを設置。

レンコン、干し芋、しじみに生卵。茨城県の名産を模した“フードスケープ”がコンセプトの廃材タイルがデザインのアクセント。これから、どんな風にこの場所が賑わっていくのか、楽しみで仕方ありません。

大きなケヤキの木の下の、とっても素敵な空間。みなさん、ぜひぜひ遊びに行かれてみてください。